緊急体験コロナ時代の心のケアへの2つの質問にKENとマンティスさんがお答えします
前回のブログで公開しました、占い師マンティスマンティスさんとの緊急対談『コロナに負けない!考え方を変える心のケアについて』、多くの方にご覧いただき、ありがとうございます。
必要なのは、『心の穴の存在を認めて、ポジティブとネガティブを両立する生き方を選ぶ』『塊化した不安に光を見つける』という内容について、「さらに詳しく知りたい」とのご質問の中で、特に重複していた2点についてお答えします。
◆KENへの質問【心の穴が埋まらないと不安】
対談内でご紹介した、KENの記事の内容「心の穴を、ポッカリと空けたままにしておきましょう。(心の穴の存在を)認めてあげたら、それだけで心が楽になります」について、こんな質問が寄せられました。
「心の穴が埋まらないと不安です」
同じように感じた方は、この悩みがある可能性大です。
心の穴は、モヤモヤするような空虚感を伴います。
打撲や傷のように、グーっと押されているような重さや痛みにも似た感覚があるかもしれません。
やがて、体調にまで影響を与えることもあります。
穴の正体は、人それぞれが生み出したネガティブな気持ちです。心の傷です。
不確定な未来しか約束されてない状況では、その穴が埋まらない状態がまだまだ続くでしょう。
ウィズコロナ時代では、これまでの無理矢理にポジティブに考えるというやり方は機能しないのです。
そこで、穴は空けたままで答えを求めずに今を乗り切る力=『ネガティブケイパビリティ』という考え方を今回ご提案しました。
ネガティブ=心の穴があっても、ポジティブ=前に進んで行ける力はあるんだと、自分を信頼してみる。
そのためにまず、穴を埋めようと思考の中で早急に答えを求めるのを意識的に止める。
不安という思考の渦に入りこむ度に、「心の穴が空いていても進めるんだ」と思う。
これは、自分を躾けるワークです。
続けていると、段々とあなたを支配していた思考をコントロールできるようになるでしょう。
それだけで、心身共に落ち着いてくる筈です。
やがて心に穴があっても、あなたは『微笑むこと』も『優しくある』ことも『慈しみを持つ』こともできるようになるはずです。
私たちは、何故こんなにも苦しむのでしょう。
それは、『自分を生きたい』からに相違ありません。
そのためには、今ここを生きる自分が地に足を着けて一歩を踏み出す必要があるのです。
ポジティブとネガティブを両立させて、穴ありきで生きる覚悟が、コロナ時代を生きる皆さんを救うことになるでしょう。頑張ってください。
◆マンティスマンティスさんへの質問【気持ちの良い選択について】
もうひとつは、マンティスさんが対談で語った「よくセッションで「自分の気持ち良い選択をいっぱいください」ってお伝えしていて、ワクワクしたりキラキラする思いとか考えの方をドンドン選んでもらうと、知らず知らずポジティブになってそっちに向かって行きます」
これについて、こんなご質問が寄せられました。
「気持ち良い選択と、自分勝手な選択との違いは?」
これについて、マンティスさんからメッセージをいただいてますのでシェアします。
日常で人に合わせ過ぎた生活や、NOと言えずに嫌々ながらYESと言っていることはありませんか?
よく勘違いされてしまうことが、【気持ちの良い選択 = 自分勝手で人に迷惑をかける】といった解釈です。
皆さんにとって気持ちの良い選択は、自分勝手で人に迷惑をかけるような事しか出来ないのですか?
この時点で思考が凝り固まっている証です。
自分の心が喜ぶ事や楽しいと思えることは、他人にとって迷惑と言うことになるのでしょうか?
逆を言えば、自分の回りの人が楽しく自分らしく生きていることは、あなたにとって迷惑なことですか?
他人のために生き過ぎるのではなく、自分の人生は常に自分であるという事を忘れず、この世の中でどうやって自分をメインにして生きていくかが大事になってきます。
今回皆さんに分かりやすい方法としてあげたのが【自分の心が気持ちの良い選択をする】という事です。
今一度、他人ありきではなく、自分ありきで人生を送ることを考えてみてください。
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以上、多かった2つの質問についてでした。
ウィズコロナ時代の心のケアは、短期ではなく中・長期的に継続が必要となるでしょう。
ご希望をいただいてますので、また必要なタイミングでマンティスさんと対談も企画したいと思います。
まずは、心の穴との共存、自分ありきの人生を生きることに取り組んでみられることをお勧めします。
KEN
マンティスマンティス