占い師マンティスマンティスさんとコロナ時代を乗り切るための心のケアについて対談しました
イメージセラピストKEN+占い師マンティスマンティスのコロナ時代を生きるための心のケア緊急対談
予告通り、春にブレス作り体験+さくらマンダラでコラボしました占い師マンティスマンティスさんと私KENのコロナ時代に負けない!考え方を変える心のケアについての緊急対談をお届けします。
4000文字を超える濃い中身は、きっと今を生きるみなさんのお役に立てることと思います。
1 コロナ発生前から、お互い感じていたこと
KEN「今回は緊急企画、新型コロナウイルス時代の心のケアについて、マンティスさんとお話したいと思います。
まず、世界的流行となった新型コロナウイルスがもたらした心の変化に対して、何か感じていることがありましたか?占いの中でこういう傾向が出てきたというものがあったら、教えていただければと思います」
マンティス 「去年の末ぐらいからですかね。占う人みんなに「自分をもっと出していってください」というのがすごく多かったんですよ。占っているこちらとしては「なんでみんな同じ課題がこんなに出るのだろう」と思いながら、みんな自分らしさとか自分が出してないことが多いのかなあと思ってみていたんです。今このコロナの影響として、そこが結びついてくるところだったのかなと。
いろんなメディアとか周りから騒がれている時に思ったのは、本当の自分の考えがメディアに影響されず、人に影響されず、自分はどう思うのかというのを出していって欲しいと言うことで占いに出ていたという気がします。それが今どこまでの人が出来ているのかが分からないんですけど、大切なことだったんたなとすごく思いました」
KEN「自分も新年早々に今年の重要なテーマに感じて、記事に書いたりブレス作りワークの中で『自分で決めて、自分で行動して、流れを作る』というメッセージをお伝えしていたのですが、実際に今になるとその通りになったと。
ただ我慢しているのではなくて、そこで自分が何に気づいて、これから何をするかということを、積極的に取り組む方が(アフターコロナではなく)ウィズコロナの時代を生き抜けるのではと思いました」
2 コロナウイルス時代に生まれた心の穴について
KEN「そんな中で皆さんが今抱えているのは、自分の中にある『焦り』とか『苦しみ』とか、漠然とした『重さ』が作り出した『心の穴』なのかなと思います。それを踏まえて、先日こんなことを記事に書いてみました。
【今は。心の穴を、ポッカリと空けたままにしておきましょう。(心の穴の存在を)認めてあげたら、それだけで心が楽になります。心に空いた穴は、人として成長するのに大変必要なものです。完全に埋まらないからといって、焦らなくて大丈夫です。完全に埋まってしまったら、人は感動に出会える瞬間を自ら手放してしまうことになるからです。空いた穴こそが、出会いと生きる喜び、感動を与えてくれます】
埋めようの無い、『心の穴』に対して、何か別のもので埋めるより、あえてその穴は空けておきましょうという提案をしたんです」
マンティス「確かに日常生活で当たり前にできていたことが、今回のコロナでできなくなったということで穴が空いちゃったと思うんですよね、皆さん。
そんな時に補おうとしたり、穴を埋めなきゃという何か思いなのか、不安要素が隠れているから埋めなきゃって思うと思うんですけど、でもわざわざ埋めなくても、ありきで、じゃあどうしていくのかとか、穴埋めなくてもできる事を探してもらうのが1番だというメッセージかなと思いました」
3あえてポジティブとネガティブを両立する生き方を
KEN「心の穴についての記事の元となっているのは、ネガティブケイパビリティという考え方です。ネガティブになる状況に対して、それに何か答えを出すのではなく、答えを求めずそのままの状態で今を乗り切る力、能力を持つことです。
そのためには「穴ありきでも良いんだ」と思う。認めて、生きると決める。それだけでホッとできるし、前に進めるんじゃないかというメッセージでした。何かマンティスさんからの提案とかありますでしょうか」
マンティス「ネガティブな考えで、空いた穴を先に埋めなきゃという思いが先走っちゃって、自粛も大切だけれど、自粛+我慢になって、普段できていたことができないからストレスが溜まる。
さらに穴が埋められないというストレスも加わってしまうと、結局周りに影響していくというのもあるし、はけ口が無いから、人を非難しちゃったりとか、相手に向かっちゃうというものがあるので、先程KENさんが言ったように穴ありきで。100%完璧な人なんて人はいないので、穴ありきで今回どうやって生きていくか。乗り切るか。
その中で見えてくる楽しさだったり、未来のあり方というのを見つけてもらうと、最初に言った自分らしさにつながってくるのかなという気がします」
KEN「まさにそれが、ウィズコロナ時代に適した生き方だと思います。
この時代だからこそ、皆さんが考えすぎてしまうんだと思うんです。1番怖いのが、頭の中にいろんなことが浮かんできてしまって、それに対してどういう風に答えを出したらいいか分からずに、それによって身体への影響、例えばいつもより食べる量が増えたり、逆に食べれなくなってしまったり。眠れないという方もとっても多いかなと思います。
今までであれば、ポジティブに捉えると言う考え方が主流だったと思うんですけど、ポジティブに考えようと思っても考えられないことが、特に今回はあると思うんですね。
ならば、ネガティヴなものもありき、まさに穴ありきという状態で自分は生きるんだということを自分で承認する、穴ありきで生きることを承認するだけで、食事や睡眠も変わっていくのかなと」
4 塊化した不安にひとつでも光を見つける
KEN「もうひとつ提案したいのが、(あらゆる不安にフォーカスしてしまう)思考に距離を持つ。一つ一つの項目に対しても、距離を置く。
あまりにも近すぎることによって、全ての問題がひとつのつながりのようになってしまって、思考の塊の中でグラグラしている自分を一旦引き離してみる。過去のもの、未来のもの、これから起こるものをあえて離して考えるだけでも楽になるかなと思います」
マンティス「今言ったように、思考が凝り固まっているのが、あれやっちゃダメこれやっちゃダメと言う形に出ちゃってると思います。
自分自身でがんじがらめに動けなくなって、その穴がさらに大きくなって、よりマイナスが強まってしまっていると思うので、今KENさんが言ったようにちょっと離してもらうことで、全部が全部ダメと言うわけではなくて、ちょっと気の抜ける事、楽しいことってなんだろうって考えてもらえれば良いと思います。
すると、今まで凝り固まっていた10個ダメと思っていたものが1つでも楽しい光が見えたら、それだけでも穴ありきの承認になるので、そうやって考えてもらうと、今までよりかは考え方が違う方向にできるのかなという気がしますね」
KEN「本当にそう思います。これまで、あまりにもポジティブにならなければという気持ちが強すぎたんだと思います。
振り返れば、大震災後、頑張れ頑張れとのエールを送る中、これ以上頑張れないという被災者の声があったのも記憶に残っているかと思います。
(無理なポジティブな気持ちで)頑張るのではなく、自分自身がこの傷を背負ったまま今を生きていくんだという、まさにネガティヴケイパビリティの考え方にも繋がるんですど、そう思うことを覚悟すること自体が、自分を救うことになるのではと思います」
マンティス「よくセッションで言わせていただいているんですが、先ほど言った通り、ポジティブだけの考えだと、何か無理したポジティブになったりするので、自分が気持ちよく楽しめるポジティブな考え方をしてもらうと1番いいのかなと。
よくセッションで「自分の気持ち良い選択をいっぱいください」ってお伝えしていて、ワクワクしたりキラキラする思いとか考えの方をドンドン選んでもらうと、知らず知らずポジティブになってそっちに向かって行きますっていうのは伝えています。
ちょっとでも思考が入ったりすると、ネガティブに入りやすくなったり、考えなくて良いことを考えたりするので、なるべく最初の自分が楽しいって思った考えを優先してくださいと。それが、ちょっとずつでもできてくると変わってくるのかなと思います」
KEN「そうですね。ポジティブとネガティブ、それが両立して今を生きていくことができれば、本来人間とはそういうものだし、そういうものの中で生きていくことを自分に承認してあげることで、だいぶ楽に生きられるのではと思います」
5 コロナ時代を生きるみなさんへ、ふたりからのメッセージ
KEN「では、最後に皆さんにメッセージをお伝えください」
マンティス「どうしても今自粛ムードとコロナの影響で拡大防止の中で生きるには、どうしても協力しあわなければいけないと思うんですけど、でも協力するからといって、人の言いなりになるとか、人に指図された通りに生きると言うのは別だと思います。
他人と自分をそれぞれ尊重してあげた上で、協力して生きるってどういうことかというのを考えてもらって、その中でポジティブというのがメインになってくるので、自分らしいポジティブな考えで今後の行動とか未来を見据えていってもらうといいのかなと思います」
KEN「今までのポジティブに対しての強制的な概念から、まず自分を離してあげるという事は、逆に大きな1歩になると思います。自分自身が自分らしくという部分ももちろんなんですけど、生き抜かなければならないというのがまずは前提だと思うんですよね。
なので、さっきも言ったネガティブというもの自体もそれはあってもいいんだよ、穴はあってもいいんだよありきで、今を進んでいく。
マンティスさんも言ったように、気持ち良い選択をすることによって、知らず知らずのうちに、段々とオセロゲームのように駒が黒から白へ変わるように自分自身でもスッキリと生きられるようになる、ワクワク生きられるよう、時代に対処できるようになるのかなと思います。
緊急なお願いで申し訳なかったんですが、きっとみなさんにも役に立つお話が対談ができたかなと思います。どうもありがとうございました」
マンティス「はい、ありがとうございました」
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新型コロナによって、私たちが住む世界は予測していなかった緊急事態に突入しました。
心には、すでに全世界の人々が感染してしまったと言えます。
不安で悩み続ける渦となった思考は、けしてあなたを救うことにはなりません。
一刻も早く心の感染から抜け出すためにも、ポジティブだけでなく、あえてネガティブも自分にあることを認めようという、今回の対談の内容が、暗闇から光へと向かう一歩へと導くきっかけなることを心より願います。
◎ジュエリーアルチザンKEN
山梨県甲斐市在住。
37年のキャリアを持つハート&ジュエリーのジュエリーデザイナー兼職人。
屋久杉と出会ってから、東京・山梨を中心にブレスレット作り体験を開催。習得したイメージセラピー技法をアレンジした「本当の自分の願いを知るワーク」により、現在約400名の参加者をサポート。
◎マンティスマンティス Mantis mantis( 手作り雑貨&手作り菓子 kukuri オーナー )
山梨県甲斐市在住。
手作り雑貨&手作り菓子 kukuri を中心にオラクルカードやペンジュラムを使っての占いが人気。
また、パティシエでもあり、『食べて笑顔になる』お菓子を作りをモットーに、日替わりで3種類以上のお菓子や手作り雑貨を楽しめるお店を営んでいる。
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