お客様から、
以前他のお店でご購入された
ジュエリーの再磨き直しを
ご依頼いただきました。
中には、何十年も前の
ゴールドリングも。
金は酸化皮膜が出来るので、
表面が徐々に
薄く茶色になります。
でも、さすがに
濃い茶色になっていました。
「これ綺麗になりますか?」
何十年ともなると
お客さまにとって、
懐かしい記憶の刻まれたもの。
「お任せください。
とても綺麗になる思います。」
そうお伝えして、
このご依頼をお受けしたのです。
まず、石や金の状態を点検をします。
この際、傷やへこみがあれば
チェックしてヤスリで
削って綺麗にしたりします。
そしてリューターという
モーター工具を使って
磨き直します。
みるみるうちに、
本来の輝きを取り戻す
ジュエリー。
最後に綺麗に超音波洗浄器で
洗って仕上がりです。
「これ、まるで新品に戻ったみたい!」
お客様は目を丸くして、
信じられないと
驚いてらっしいました。
良かったです!
そしてこれは、
過去のジュエリー職人に
託された仕事の一つだなと
改めて思った、
磨きの依頼でした。