自分にとって、
初めての屋久杉作品。
とても嬉しいことなのですが、
反応が全く予想出来ない
未知のものでも
ありました。
これは反応を観るしかないと
ブレスを持って
東京、大阪、山梨など、
お客さまに直接ご覧いただこうと
動いてみたのです。
反応は、
「すごい」
「見たことない」
「面白い」と、
なかなか良い感じ。
それを受けて、
早速サイトで発表へ。
最初こそ、
いきなり屋久杉が
出てきたということで、
驚かれたのか、
なかなか
ご依頼いただけませんでした。
でも、このままでは終われないと
更に屋久杉ブレスの
新作を幾つか発表。
サイトに4本ほど並んだ頃には、
じわじわと人気が出てきて
その半年後、
屋久杉ブレスは
メインアイテムの一つに
なっていきました。
全て、
最初のカイヤナイトブレスが
仕上がってくれたお陰です。
そんなある日、
ふと自分が、
あることを確かめてないことに
気づいたのです。
この屋久杉カイヤナイトブレスで
表現した屋久島のイメージは、
想像の域を脱していません。
何故なら屋久島に行ったことが
なかったからです。
というか、
憧れで作ったからこそ、
イメージが膨らんで
出来たブレスだと
思っていました。
そろそろ、
その答え合わせを
したくなったんです。
こんな気持ちが沸き起こっても、
いつか屋久島に
呼ばれる日が来るかもぐらいに
漠然と思っていた私。
でも、時は
すぐ目の前に
近づいていたのです。
そして気づくのです
この屋久杉ブレスが、
私を次のストーリーへと
導いてくれていたことに。