自分としては、
やりきった感があって
満足していたのです。
ただ評価は、
完全に二分されました。
「良い」「面白い」という意見と
「よく分からない」という意見。
木でこんな風なものが
出来るんだという驚きは
同じなのです。
その後が違うのです。。
考えてみれば、
自分が面白いと思って
作った作品です。
反応については
全く考えていませんでした。
その後、何ヶ月間の間、
いろんな方に
一定の評価は頂きました。
でもそれ以上、
次の展開には繋がりません。
ふと、
改めて作品を客観的に
観てみました。
作品として完成度は高いのです。
でも、身に着ける側としたら。
ちょっと金と石が
主張しすぎているのかなと。
もっと木そのものの、
木目などの美しさを
出していくべきではないか。
お客様が身につけたいのは
金ではなく木なのですから。
結論は。
自分の中で、
まだ木に寄り添う気持ちが
足りないんじゃないかと。
これに行き着いて
残念ながら
古木とのコラボを
中断することにしました。
これで木との繋がりは
終わったかに見えたのです。
その1年後。
ある日何気なくTVで観ていたら、
世界遺産特集の番組が。
そこで紹介された
木の素晴らしさに触れ、
心をつき動かされたのです。
これが運命の『屋久杉』との出会いでした。
*ヤクスギランドの入り口付近の屋久杉。
すでに標高1000mを超えていることもあり、
ここまで海岸周辺から車で1時間の山登りとなります。
海面から隆起した島らしく、栄養分が少ないため
屋久杉は成長が遅いため、普通の杉とは違い、
このサイズになるまでには、1000年を優に超えるのです。
次回をお楽しみに
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