いきなり質問です。
あなたは「孤独」に価値を感じますか?
震災以来、普段使ってきた言葉の価値に変化が出ています。
例えば「絆」。
この一文字に、
以前より強いエネルギーを
感じる方も多いことでしょう。
その一方で「孤独」というものに、
強い負の感覚を持つようになってきていると思います。
はたしてこの言葉には、価値は無いのでしょうか。
そうではないと思います。
孤独は本来、大いなる気づきにつながる、
神から与えられた時間。
価値を知らないで、
孤独になるのを怖がっていると、
いつの間にか、
自分がドンドン孤立しているのに気がつけません。
たとえ周りに大勢いたとしても。
無理に誰かに合わせる生き方をしたり、
期待に添えようとすればするほど。
でも。
一人になるのはこわくないのです。
幸せになりたかったら、孤独を知りましょう。
医学博士斉藤茂太さんは著書【幸せを呼ぶ孤独力】で、
孤独に対してこんな風に。
「ひとりぼっちは自分つくりの時間」
こう思うと、価値が出てきませんか?
本当の自分に気づくため。
そして孤立からあなたを救うことが出来る唯一の方法なのです。
そうすれば、「今」必要なつながりだけが見えてくる。
何が起きても客観的でいられる。
そこにこそ本物の絆が生まれ、
人を心から慈しみ愛せるようになるのではないでしょうか。
そう、孤独を楽しみ味わうことで、
本当の幸せを見つけることが可能になるのです。