1月も終わり頃となると、水道凍結注意情報が出たりしますね。
私の住んでいる山梨でも普通に?水道の水が凍って破裂したりしております。
少しだけ蛇口から水を出すのが、この時期の私の寝る前の日課です。
ところでこどもの頃、学校で蛇口の出口の内側をのぞいたことはありますか?
はい、ギザギザの金具のようなものがはめられているのを覚えている方もいるのではと思います。
勿論今でも同じような働きをするものは、見えにくいだけでどの蛇口にも取り付けられています。
これどんな意味があるのでしょうか。
これは「整流板」。
この水道の出口から水が出るまで、長い道のりの間に水道管や蛇口の曲がりの部分に水はぶつかりながら出口に向かっています。
そのため実際には一筋に見える水の流れの中は、いろんな特性をもつ水の粒が集まっているものなのです。
それをあのギザギザによってその特性を同じ方向に水を流しているのが整流板の役割なのです。
もし出口に整流板が無かったら、水がいっせいに飛びちってコップに水を入れることさえままならないでしょう。
ふと思ったことがあります。
人間の心もこの整流板が必要なんじゃないかなって。いろんな日々の出来事に心は乱され、やがて自分を見失うようなことも。
そんな時、心の流れはまさにこの水道の水のように気持ちも飛び散ってまとめることが出来なくなっているのではないでしょうか。
では心を整える整流板とはいったいなんでしょうか?
それは、本当の自分がどう感じているかを正直に見つめることだと思います。
激しく乱れる心の中だとしても、この本当の自分という整流板が正しく整えて流れを良くしてくれるのです。
いつもこの心にある整流板でしっかり心の中も整理していきたいですね。
追記
この整流板という名を心を整えるという意味で使うなら、清流板でも良いかな・・・なんてふと思いました。
清らかな流れを心の中にもたらすという取り組みはいつも、どんな時も必要のように思います。
私が仕事などでいきずまった時には、わざと仕事の手を休めてゆっくりとお茶飲んだりしています。
行き詰まるは息詰まるですから(笑)
でも一つ大事なことが。
何かアイデアを浮かべようとか全く思わないのが大切。
気持ちを落ち着かすための時間を取るのですから。
自分を正直に見つめることって案外こんな簡単なことで出来たりするのだと感じています。
今、貴方の中に清らかな流れは感じられますか?
もしそうでなかったら。
ご自身と向き合うチャンスなのかも知れませんよ。